「石油の戦争とパレスチナの闇」④(最終回) ジョン・コールマン
*スイスは王族たちの天国で、彼らの共通の所有地だ。スイスの永世中立は、ルツェルンに神学校をもつイエズス会の力によって保証された。1815年、イエズス会とその盟友であるフリーメーソンに属する王たちが、ウィーンで会議を開いた。その年の3月20日および29日、その会議でスイスの中立を永久に保証する二つの条約が締結された。
これによって、彼らが何度反目し合い、何度戦争が起こって人々が戦わざるをえなくなっても、スイスにある彼らの財産は略奪を免れるというわけだ。スイスがつねに、周りで起こっている戦争の枠外にいられたのはそのためだ。どこの国もスイスを侵害しないのは、スイスの軍隊が恐れられていたわけではなく、ヨーロッパの王族たちとそのほかの黒い貴族が介入した1815年の条約のためである。そしてその条約が、今日スイスが存続している理由でもある。この国は、ヨーロッパの王族とそのほかの黒い貴族が不当に得ている財産を守っているのだ。
*いっぽう、黒い貴族はアルフレッド・ヒッチコックを大いに利用した。ヒッチコックはイギリス諜報部に貢献し、注目すべきはイエズス会の学校を卒業していることだ。彼はイギリスの黒い貴族のために、映画という媒体を通して人々を大量洗脳した。恐怖心の植えつけだ。ヒッチコックは自分自身についてこう語っている。
「映画という芸術によって、大衆の感情に何かを植えつけることは、わたしに大きな満足感をあたえてくれる。わたしはロンドンでイエズス会の学校に入れられた。わたしのなかに強い恐怖心が芽生えたのは、おそらくその時だろう」
ヒッチコックが悪魔主義的テーマを扱った最初の映画は『白い恐怖(Spellbound)』だった。それはもちろんフリーメーソンに気に入られ、黒い貴族と寡頭支配者たちを喜ばせた。その映画はわたしたちに彼らの力を恐れさせるものだったからだ。
<監訳者・太田龍氏>
*三百人委員会(イルミナティ世界権力)は、狂信的ユダヤ原理主義と狂信的キリスト教原理主義を結びつけ、それを狂信的イスラム原理主義と衝突させ、それをもって第三次世界大戦の引き金としたいのである。そしてこの大作戦の中心環が、イスラム第二の聖地・岩のドームを破壊して、その跡にユダヤの第三神殿を建設する計画だという。三百人委員会(イルミナティ世界権力)が、百余年かけてパレスチナをシオニスト・ユダヤの国家イスラエルに作り替えたのは、そのためであるという。ユダヤ人も望まず、イスラム教徒も望まず、キリスト教徒も望まないにもかかわらず、ユダヤとイスラムの前面衝突へと周到に時間割が仕組まれている。
アジェンダ(計画)を背後で設定し、布石を打ち、事態を推進していく者は誰なのか。そのことをコールマン博士は見事に解明し、白日の下に曝け出していく。
そのためには以下の一連の「仕事」を成功させなければならない。すなわち、
②タルムード主義、カバラ主義をユダヤ人社会の中の支配的勢力とする。
③トーラー(いわゆるモーゼ五書を中心とするキリスト教でいう旧約聖書)のみを信奉するユダヤ教徒を迫害し、ユダヤの主流から排除する。
④キリスト教会の中に、前記のようなタルムード、カバラ主義的ユダヤ教を浸透させる。
⑤タルムード主義、カバラ主義的ユダヤ教に抵抗するキリスト教会、キリスト教徒を排除する。
⑥タルムード主義、カバラ主義によって、ユダヤ教とキリスト教を統一する。
⑦イスラムの中に、イルミナティ・フリーメーソンの影響力を浸透させる。
⑧イルミナティの工作によって、イスラム原理主義を育成する。
⑨かくして、イルミナティは、タルムード、カバラ的に結合されたユダヤとキリスト教を、イルミナティが背後で操作するイスラム原理主義と対決させ、
⑩ついに、両陣営の全面戦争へ発展させる。
スイスが永世中立でいられる理由が暴かれていた。
なるほど、「彼ら」の資産を守ることが目的だったということです。
スイスはスイス国民のものではなく、「彼ら」の悪事を守ることを目的とした
「彼ら」の“私物国家”だったようです。
表面上きれいなイメージを持った国家ほど、その内情はドロドロのようですナ。
これまたドロドロの悪魔崇拝によって繋がっているようですナ。
宗教を利用して戦争を作りだす過程を、上手に解説してくれている。
ここに記されているように、「彼ら」の宗教が、キリスト教でもユダヤ教でもなく、
タルムード主義、カバラ主義的悪魔教であることが理解できる。
「彼ら」の戦略は、実に巧妙である。
キリスト教・カトリックの中にイエズス会を浸透させることで支配し、
キリスト教・プロテスタントの中にカルヴィンを送り込むことで支配し、
ユダヤ教の中にタルムード主義、カバラ主義を浸透させることで支配する。
これらの宗教の中に自分たち悪魔教勢力が浸透していることを見えにくくし、
寄生した宗教であるキリスト教やユダヤ教自体が悪の中枢であるように
思わせようとしているのである。
十字軍しかり、カトリックとプロテスタントの対立しかり、
中東におけるユダヤ教とイスラム教の対立しかりである。
キリスト教でいう旧約聖書)のみを信奉する宗教であると判断する。
タルムードの教えは究極の人種差別思考であり、
本来のユダヤ教には存在していない教えであると判断する。
もし読者の中で本当のユダヤ教信者の方がおられたら、教えていただきたい。
私のこの考え方が正しいか否かを。
もし私のこのユダヤ教に対する考え方が間違っているとおっしゃるのなら、
ユダヤ教の教えにはタルムードが重要であるとおっしゃるならば、
何故にユダヤ教信者は人種差別的な教えであるタルムードを信奉しているのかを
教えていただきたい。
本当にユダヤ教信者がタルムードを信奉しているものだというなら、
太田氏の「「彼ら」がユダヤ教徒の中に、タルムード主義を浸透させた」
という指摘自体が間違いとなり、
「ユダヤ教=悪魔教」ということになってしまうわけであるが・・・
「彼ら」の得意技は、寄生です。
本来の「悪」は寄生した「彼ら」であるにも拘らず、
寄生された宿主自体が「悪」であるかのように、巧妙に大衆を騙そうとします。
現在その代表格は、イスラムと全く関係のないテロリスト集団であるイスラム国
(本当はイスラエル国)でしょう。
それらに寄生することを習慣としている「彼ら」であることを
見破らなければならないでしょう。