映画「峠」地元エキストラ募集 ２７日から新潟県内でロケ

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20180918420003.html​

　幕末の長岡藩家老、河井継之助の生涯を描く映画「峠　最後のサムライ」の県内ロケが２７日の長岡市を皮切りに各地で行われる。長岡藩の訓練場面や合戦シーンなどに関わる地元エキストラには１７日現在、千人超が登録。旧幕府軍と新政府軍が激突する戊辰戦争を壮大に再現するため、製作委員会は一層の参加を呼び掛けている。

　映画は司馬遼太郎さんの長編小説が原作で、主人公の継之助を役所広司さんが演じる。松たか子さん、仲代達矢さんらも出演し、小泉尭史（たかし）監督がメガホンを取る。

　映画の大半が県内で撮影され、製作委は当面、１０月半ばまでのロケ前半に参加できるエキストラを募っている。２７、３０日は長岡市で長岡藩の調練場面、２８、２９日は新潟市で長岡城奪還を懸けた八丁沖の戦いを撮影する。１０月６～９日は小千谷市、同１０日は南魚沼市、同１３、１４日は長岡市で信濃川を挟んでの大規模な決戦シーンを予定している。

　エキストラには出演料や交通費は支給しないが、食事や映画のオリジナル記念品を提供する。