10月08日 06時25分
150年前の戊辰戦争でいまの新潟県長岡市を拠点に新政府軍と戦い、戦死した河井継之助の法要が7日、長岡市の寺で営まれました。河井継之助の墓がある長岡市の栄凉寺では、毎年、10月1日の命日に近い日曜日に法要が行われていて、没後150年となることしは、継之助や長岡藩士の子孫などおよそ70人が参列しました。
参列者は住職のお経に合わせて1人1人焼香したあと、境内にある継之助の墓の前で手を合わせていました。
河井継之助は、幕末の混乱期に長岡藩の家老を務め、藩の自主独立を目指して軍事力の強化に取り組みましたが、戊辰戦争で新政府軍と戦って敗れ、いまの福島県で戦死しました。
河井継之助をめぐってはその生涯を描いた司馬遼太郎の小説「峠」が2020年に映画化される予定で、地元の長岡市でも撮影が行われています。