河井継之助を描く映画の撮影進む 10月20日 07時51分
戊辰戦争で新政府軍を苦しめた幕末の長岡藩の家老、河井継之助の生涯を描いた映画の撮影が新潟県内で行われています。
幕末に長岡藩の家老を務めた河井継之助は戊辰戦争で新政府軍と戦って戦死し、司馬遼太郎が小説「峠」でその生涯を描きました。
映画は松竹などがこの小説を「峠最後のサムライ」というタイトルで初めて映画化するもので、新潟市や長岡市などで撮影が始まっています。
新潟市江南区にある江戸時代の豪農の館では、河井継之助役の役所広司さんが先代藩主役の仲代達矢さんに藩の方針について決断を迫るシーンが撮影され、静寂に包まれた大広間に2人のセリフが響き渡っていました。
役所広司さんは「地元にはまだ戊辰戦争の悔しさが生き続けていると実感した。継之助とはどういう男なのかを探ろうともがいています」と話していました。
また、黒澤明監督の下で長年、助監督を務めた小泉堯史監督は「いつか『峠』を映画にしたいと思ってきた。やっと継之助という人物に出会えることが楽しみだ。黒澤さんに教わったことをこの作品で1つの集大成にしたい」と話していました。
映画は再来年に公開される予定です。
戊辰戦争で新政府軍を苦しめた幕末の長岡藩の家老、河井継之助の生涯を描いた映画の撮影が新潟県内で行われています。
幕末に長岡藩の家老を務めた河井継之助は戊辰戦争で新政府軍と戦って戦死し、司馬遼太郎が小説「峠」でその生涯を描きました。
映画は松竹などがこの小説を「峠最後のサムライ」というタイトルで初めて映画化するもので、新潟市や長岡市などで撮影が始まっています。
新潟市江南区にある江戸時代の豪農の館では、河井継之助役の役所広司さんが先代藩主役の仲代達矢さんに藩の方針について決断を迫るシーンが撮影され、静寂に包まれた大広間に2人のセリフが響き渡っていました。
役所広司さんは「地元にはまだ戊辰戦争の悔しさが生き続けていると実感した。継之助とはどういう男なのかを探ろうともがいています」と話していました。
また、黒澤明監督の下で長年、助監督を務めた小泉堯史監督は「いつか『峠』を映画にしたいと思ってきた。やっと継之助という人物に出会えることが楽しみだ。黒澤さんに教わったことをこの作品で1つの集大成にしたい」と話していました。
映画は再来年に公開される予定です。