映画「峠」 県内ロケ快調 北方文化博物館で長岡藩邸シーン撮影
前 藩主・牧野忠恭ですよ。
長岡藩邸は有り得ません。
史実では長岡城
長岡藩家老、河井継之助の生涯を描く映画「峠 最後のサムライ」の県内ロケが順調に進んでいる。17日には新潟市江南区の北方文化博物館で、長岡藩の針路を巡り、継之助役の役所広司さんと藩主・牧野忠恭役の仲代達矢さんがやり取りするシーンが撮影された。
「よーい」「ハイ!」。カチンコの合図で、現場の緊張感が高まった。長岡藩邸という設定で、30人ほどの家臣を背にした役所さんと、仲代さんが向き合う。官軍が迫る中、徳川家への恩義と藩の存続をどう図るか、厳粛な雰囲気で芝居が進んだ。
県内ロケは9月下旬、継之助の故郷、長岡市で始まった。信濃川河川敷に、長岡藩の調練場を再現した大規模なセットが組まれ、藩士役として地元エキストラ約150人が参加。銃を撃ったり行進したりする様子を役所さんが見守った。
役所さんは牧野家の墓参をしてロケに臨んだという。2011年には長岡市出身で太平洋戦争時の連合艦隊司令長官、山本五十六を描いた映画にも主演しており、「長岡の人に違うなあって言われるプレッシャーはある。でも、男として非常に魅力的な人で、こういう役に出会えて本当に幸運に思う」と笑顔で語った。
小泉尭史(たかし)監督は「ロケ現場に恵まれた」と地元の協力に感謝し、「黒沢(明)さんから教わったことは、この作品で集大成としたい」と話した。
映画は、司馬遼太郎さんの長編小説が原作。ほかに、松たか子さん、佐々木蔵之介さん、吉岡秀隆さんらが出演する。
県内ロケは11月下旬ごろまで。公開は2020年の予定。
【社会】 2018/10/20 12:01「よーい」「ハイ!」。カチンコの合図で、現場の緊張感が高まった。長岡藩邸という設定で、30人ほどの家臣を背にした役所さんと、仲代さんが向き合う。官軍が迫る中、徳川家への恩義と藩の存続をどう図るか、厳粛な雰囲気で芝居が進んだ。
県内ロケは9月下旬、継之助の故郷、長岡市で始まった。信濃川河川敷に、長岡藩の調練場を再現した大規模なセットが組まれ、藩士役として地元エキストラ約150人が参加。銃を撃ったり行進したりする様子を役所さんが見守った。
役所さんは牧野家の墓参をしてロケに臨んだという。2011年には長岡市出身で太平洋戦争時の連合艦隊司令長官、山本五十六を描いた映画にも主演しており、「長岡の人に違うなあって言われるプレッシャーはある。でも、男として非常に魅力的な人で、こういう役に出会えて本当に幸運に思う」と笑顔で語った。
小泉尭史(たかし)監督は「ロケ現場に恵まれた」と地元の協力に感謝し、「黒沢(明)さんから教わったことは、この作品で集大成としたい」と話した。
映画は、司馬遼太郎さんの長編小説が原作。ほかに、松たか子さん、佐々木蔵之介さん、吉岡秀隆さんらが出演する。
県内ロケは11月下旬ごろまで。公開は2020年の予定。
前 藩主・牧野忠恭ですよ。
長岡藩邸は有り得ません。
史実では長岡城